カウレスケンス種に見られる広域分布 (Wide distribution) とボルネエンシス種のようなMATANとBAUのみに自生する局地分布 (Spot distribution) です。
ブケ類の場合はどうでしょうか? ブケ類は種子を作らないので、草体共移動する事はありません。
花の中に見られるハムシ類の飛翔力も数キロ程度です。即ち隔離されて生存、グループ化した種類のようです。
現在までに確認できたのは、各地に様々な種類 (未確定)が 分布しているということです。
各タイプの自生地帯には明らかに分布境界線が存在している事までは突き止めました。
その境界線とは地形や地質の変化、プレートの境線、河川などです。
50万分の1の精密航空地図とボルネオ島のプレート比較によって幾つかの境界線を地図上でも認めることができます。
今の所、おおよその判断でしかありませんが、ブケ類はモザイク分布 (Mosaic distribution) のようです。
丁度ヨーロッパ亜大陸の中に多くの国々が国境を接してひしめき合っているイメージです。
以前採取した sp や Fake Catherineae は今年記載されるベリンデー種 (B. belindae) のバリエーションに入ると思われます。
