3/1/17

Black Curry.

               私はインド、スリランカ、ネパールなどカレーを常食にしている国に1年
              以上程滞在していました。
              タイ王国、マレーシア、インドネシア、シンガポールでも伝統的にカレー
              を食べていますが、ブラックカレーというのは食べた事が無いので、これ
              は明らかに日本人の発明です。
              面白いのは「辛口」と表示しているのに、全く辛くない事です。
              
              カレーの色を黒くするスパイスなど存在しないので、この黒い色は明ら
             かに着色料ですね。 
             黒いカレーは前項のイカの墨カレーだけです。
             この商品がシンガポールやアメリカで売られていないのなら、日本で許
             可されている化学着色料が海外では危険物と指定され使用禁止になっ
             ている可能性もあります。

             それと、カレーを煮込むと美味しくなると言うのはウソです。
             煮込むと野菜などの具が溶けてしまうし、スパイスの香りも飛んでしまい
             ます。
             日本のカレーなら、具を煮込んでカレールーを入れるタイミングで弱火に
             して、ルーが溶けた時点で火を止めるのが正解です。
             二重底の鍋なら、カレー自体をを沸騰させないので、少々煮込んでも大
             丈夫です。  
 
             インドネシアのジャワ島にはグライと云ってピンクや赤いカレーがあ
             りますが、それらはウコンを使わないので唐辛子の色です。
             その他タイ王国のグリーンカレーなどは有名です。

             カレーにわざわざ余計な着色料を入れコストを上げるような事をするのは
             日本人だけでしょう。
             人工着色料は発がん物質が多いような記憶もありますが、国家にとって
             は病気の治療費もGDPに貢献するので喜ばれます。            
             商品名に合わせてワザワザ着色料を入れる既知害沙汰には呆れてモノ
             が言えません。