12/31/10

Kalimantan Kids

カリマンタンの小さな町の子供たちです。
中国系、ダヤ系、マレー系の子供たちが仲良くポーズをとってくれました。

Buce. sp " Yellow / Green Wave" North Sanggau West Kalimantan

ブケファランドラ属は種類数が少ないにも関わらず、素晴らしいバリエーションが多く出ています。
昨年クリプト類の探索から本属への移行時に初期の失敗と戸惑いがありました。
そこで思いついたのは以前実践したある方法ともう1つの方法を組み合わせる事でした。
行き当たりバッタリではどうにもならないと感じたからです。
ブケとは清流の妖精群のような草です。
シンタンやサンガウの公園のゴミの中に自生しているブケなど二度と見たくなかったからです。

もっと美しい妖精たちを探そうと思いました

そこで、まず1つの仮説を立てて、ある方向を徹底的に探索し、これにもう1つの方向を出してそれと交差させるように見ていきました。方向性による種の変化が見たかったからです。
これを確認したら次は2種類以上が隣接して分布している一帯、或いは境界線を探し出す事です。
その境界線を地図上に線を引けば後は次々と新顔が出てきます。
細かい産地名が公表出来ないのは、ある生物群の水平分布の調査方法を知っている人が見たら簡単に見破られてしまうからです。
フィードオン様からメイルをいただきました:
「まさかブケにこれ程多くのバリエーションが出るとは思っていませんでした」と書かれていました。
「たまたまその方法と応用の仕方を知っていただけです」 と返事をしました。
やっぱりありました。明るい黄色波葉です。  25exs and 2 small carpet.
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Buce. motoleyana " Narrow Leaf Pink Line " West Sarawak

究極のモトレヤナのバリエーションです。
造花の葉のようで、シリコンのようにシナシナした手触りの葉をしています。
自然のみが創造する「美」に誰よりも先に出会えるのは幸運な事と感じています。
最も変わりモノのモトレヤナ種です。 5exs
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Buce. motoleyana " Pink Line" West Sarawak

パステルカラーの観葉植物のようなとても美しいモトレヤナ種のヴァリガータ個体群から採取しました。 白葉のようですが、葉脈が素晴らしく美しいです。
ティシュカルチャーで量産すれば、、、などと思いました。
ブケファランドラ類もここまできますと、単調なアヌビアスが霞んでしまいます。
正に千変万化であり、今後も素晴らしい個体群が次々と紹介されるでしょう。
花は少し歪な形状の白、先端に紅がのっています。
人の人生は、早咲きタイプと遅咲きタイプがあるようですが、「咲かないタイプ」もあるそうです。
幸いブケファランドラ類はどれにも当てはまらず、いつでも開花しています。
5 exs only
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Buce.sp "Green Saw" West Kalimantan

この群落から採取、全て水面葉です。
実際の葉色は明るいオリーブグリーン、水中の岩の隙間に根を張っています。
やや大型の非常に安定した波葉です。
他の波葉との違いは葉幅が広くボリュームを感じる点です。 ブケの少ない渓流に1つだけポツリとこの群落を見つけました。
花は長さ2cmの純白の大輪、葉は 緑のノコギリです。10exs
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Buce. motoleyana var: " White edge "

葉裏の白いモトレヤナのバリエーションです。
葉はスプーン上に上に反っているので葉裏の色が白く縁取っているように見えます。
このような個体は非常に少なく、正に偶然の賜物です。
3 exs
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Buce. motoleyana var: " Grazing patterns" C. Sarawak Indonesia border

モトレヤナ種も何十万株単位で見ていきますと、様々なヴァリガートゥス見出できます。
確率論の域を出ませんが、それは体力と相談しながら
カスリ模様のモトレヤナ種 3exs
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Buce. sp " Velvet Leaf " North of Sanggau West Kalimantan

水際のとてもにぎやかでカラフルな群落です。
カーペットで採取するには密度が低すぎます。
                ビロードリーフの花です。淡いピンクの花は不似合いです。
新葉は細く強い波葉ですが、伸びきるとこのような色になります。
下は水中に入れた状態です。
水中の茶色い新葉は見る角度によって茶色からウグイス色に変化します。
待望のビロードリーフです。 25 exs
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12/29/10

Buce. sp var: "Treasure 2011"   West Kalimantan

               新年明けましておめでとうございます。

  新春に相応しい世界初の 「金銀財宝ブケファランドラ」 です。

                  入荷は2月中旬です。 
                     画像は届いたばかりのサンプルです。
                                                                                                                        

R.sarawakensis and Golden Boraras sp

美しい金色のボララス属の不明種です。 この辺りは200m 程度の低い丘陵地帯で、その周囲は湿地帯で囲まれています。 陸の孤島のようなその丘の清流で前回頭部の傾斜したベタを採集しました。
今回はその隣の湿地近くの透明な流れでボララスを採集して持ち帰りました。
Boraras bridgetae やB. merah は明らかに B. maculata の地域変異(亜種)で、「散らかし屋」の仕業ですが、このボララスは別物と感じています。 
下は憧れの本物の R. sarwakensis です。
実際には胴体の黒い帯は青く輝きます。
流れの早い透明な渓流に数頭の群れで泳いでおり、下流から網を群れの下に差し出して掬うと簡単に入ります。

Buce. sp " Green Spathe " Daerah Sanggau W. Kalimantan

ファームで改めて撮影した"グリーンスパート"です。

採集最終日に大雨の中で見つけましたが、自生の様子は撮影できませんでした。

この後もう暫くすると花色は白くなり、丸みを帯びます。

この一帯のブケ類の葉はやや長葉の波葉が多いですが、この群落のみ短いタイプです。

12/27/10

Somthing New 2

これもサンプルとして届いたブケです。
この半透明の白い角ばった花のブケは2週間以内には手元に届く予定です。
花よりも葉形に興味が湧きます。
どのような葉かは伏せておきます。

Buce. sp " Blue leaf" Spathe

これは "ブルーリーフ" の花です。
薄いピンクの先細りの形に新たな「種」を見た気がしました。
この花、葉を見てこのエリアにとても大きな可能性を感じました。
金葉、銀葉のブケが出るのはこのエリアに間違いないと信じています。

Somthing New

それではどこを狙えば素晴らしいブケ/草が採れるのか ? それは自分で調べて考えて実践するしかありません。
ヘタクソのまま終わる恐怖に怯える人も、エクスペルテンを目指して日々努力する人も同じ土俵/フィールドにいるのは変わりありません。
生まれ育った環境の違いが決定するはずです。
クリプトページのヤーン氏からグリーティングメイルがきていました。
過去送った全てのクリプトが開花したそうです。
「来年は忙しいけど、大変楽しみな一年です」 と添え書きがありました。
来年の春にはクリプト3年生、ホマロメナ2年生、ブケファランドラは1年生になります。
* 上の画像は昨日サンプルとして届いた新種のブケです。
葉形、葉色、花色、全ての条件を満たしています。ブケファランドラ属の最高峰に君臨するでしょう。
2月に入荷する予定です。

Muddy road for Pure white

上は "Horned Leaf " の純白の大輪、下はその自生地に向かう途中の光景です。
今手掛けているエリアもまもなく終了します。
クリプト、ホマロメナ、ブケファランドラなど、どの草も分布域のどん詰まりを狙うのは時間の無駄になります。
春蘭の採取と通じるところがあるかも知れません。